しろいし幼稚園は、こども中心の保育です
私たちは「子どもの自発的な遊び」「子どもの主体的な活動」を大切にします。

幼児にとっての「遊び」とは、「学習」そのものなのではないでしょうか

- 「物事への興味関心」 ~なんだろう?どうしてだろう?
- 「集中力」 ~がんばるぞ!
- 「満足感や達成感」 ~やった!できた!うれしい!
- 「自己肯定感」 ~ありのままの自分でいいんだ!
- 「協調性」 ~私は私 でも 私はみんなの中の私

これらの育ちは、我々大人にとって「目に見えにくい力」ですが、畑の土がよく肥えた栄養たっぷりの土でなければ、美味しい作物が実らないように、子どもが小学校以降の「学力の獲得」や「しなかな人間関係の構築」、さらには大人になってから社会で「生きぬく力」を大きく育てていくための基礎、「豊かな心の土壌」となるのではないかと考えています。

教師が活動内容の細部まで決定し、それを子ども達が「こなす」ような、単に教師が正解や回答を与えるような「教師主導の保育」ではなく、子ども達自身が、身の丈に合った「生活や活動の作り手」になれるよう、
- どのように子どもの「やってみたい!」の気持ちを広げ、
- どのように子どもの声を拾い、
- どのように子どもと対話し、
- どのように子ども同士と教師が試行錯誤を積み重ねていくのか・・・

「目に見えやすく、大人にとって見栄えのする成果や結果」のみに目を奪われるのではなく、そこに至るまでのプロセスで、
子ども達がどのような経験(疑問、思考、葛藤、折合い、判断、実行、振り返りなど)を積むことができるのかを見極め、その「手助け」をするのが教師の役割だと考えます。