体験保育
「ふしぎ・はっけん・かんどう」
原体験 ~ 記憶の底に残り、大人になっても何らかの形でこだわり続けることになる幼少期の体験
遊びや保育の中で身近な自然物(土・石・水・木・草・火)と五感を通じて触れ合うこと。
例えば、土や砂と水で泥団子をつくること、水たまりにバシャンと入ってみること、草花を摘んで飾りを作ったり、おままごとの材料にしたりすること、木や葉っぱを燃やしてお芋を焼いて食べること、サラサラの粉雪に息を吹きかけてみたり、目を凝らしてきれいな結晶を見ること、湿った重たい雪で大きな雪だるまを作ること・・・
こんな当たり前のような体験が今の子ども達にはとても大切です。
何故ならこのような原体験が、子ども達が大人になってから必要な「生きる力」の原点であり、小学校以降の机上の学習を獲得していく上での確かな土台となるからです。
春、年長組の初めての遠足は円山登山。リスさんへのお土産であるひまわりの種を手に、頂上を目指して出発します。山の小鳥たちのさえずりに耳を傾け、りすの登場に大喜び!虫さんが住んでいる切り株に、小さな穴が沢山開いている事、倒れている木の上からまた新しい生命が生まれている事、まだまだ小さなどんぐりの木の赤ちゃん…。沢山の「ふしぎ・はっけん・かんどう」をクラスのみんなが共有することにより、クラスの友だちとの絆までもが深くなっていきます。
幼稚園という「集団生活」でしか味わえない体験
幼稚園の生活において最も子どもが育つ要素であると言っても過言ではないところは、「集団生活でしか味わえない豊かな経験」を積むことができることです。
- 年少~お友達の存在に気付いて
- 年中~お互いの思いを共有する楽しさを感じ
- 年長~お互いを認め協力し、自分達であそびや生活の作り手となる
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